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対立の小さな芽を摘むことならできるはず。
それを始めるのは「地域」から

Oさん(旅行)紛争とか戦争って、対立の元の元をたどっていけば、とても小さなことから始まっていると思うんです。それがだんだん大きくなって、最後は止められないほど厳しい対立になってしまう。今起きている対立を、すべてなかったことにするのは難しいかもしれません。だけど今後起きる可能性があるものを未然に防ぐことは、たぶんできるんじゃないかと思うんです。

具体的にどうするかというと、友達や親、知り合いとか、そういった身近な人たちとの共生、共に生きているっていう経験の積み重ねでしょう。日常的な当たり前の出来事を蓄積していくことで、関わりを共有していくという…

Iさん(社会貢献)って、どういうことなんでしょうね。普通のやりとり? 例えば日本中の人たちが当たり前のように、こんないいことがあったよとか、私いまこんな風にさみしいんだとか、毎日言葉を交わす…

Oさん(旅行)そうそう、そういうのが本当は地域で出来るのがいいんでしょうね。毎朝近所のおじいちゃんに声かけるとかね。地方だったらあるみたいですね、高齢者だけの世帯のおじいちゃんやおばあちゃんが、毎朝玄関のところに小さな旗か何を立てるらしいんです。それを子どもたちが確認しながら登校する。旗が立っていないってことは、起きていない可能性があるということだから、地域で対応していく。そういうことが物理的に難しい地域だったら、代わりをぽたるページでやれるかもしれません。

Iさん(社会貢献)リアルな日常の世界から切り分けられたネット社会ではなく、日常と重なりあったIT、ネットだからできる方法で、つながりや関わりを深めていく。ぽたるでやりたいですね。

Oさん(旅行)それからもうひとつは宗教、宗教対立の問題ですね。地域の近所付き合いという話からは遠い感じがするかもしれませんが、共通する部分もあるかもしれません。ネット上で他宗教の人たちが分かり合えるようなサイトができたら素晴らしいと思うんです。

Iさん(社会貢献)分かり合うのか、話し合うのか。どうなんでしょう。

Oさん(旅行)たとえ分かり合うことが難しいほどの対立があっても、話を交わしたり、共に生きるってことを確認し合えることなんでしょうね。