入社動機を教えてください。
10年くらい前には全然想像してなかったですよ、今の自分の姿を。高校卒業後、東京近辺でいろいろな職業を経験しました。ちょうどその頃はWEBがどんどん普及していた時期で、もちろん自分も使っていました。でも、どうせだったら使う側から作る側に回りたいと思って勉強を始めたんです。会社に興味を持ったのは、アフェリエイトの世界でずば抜けていたから。でも、面接で初めて会った社長が力説したのはポータルサイト。ポータルで世の中を変えるという話。興味深かったですよ。なんていうか、今の生活よりいい、今より楽しい生活を作る仕事。興奮しました。とはいえ業務経験がないのに採用された理由は、うーん、キャラかな。
仕事の中で大切にしていることは?
社内ではコーダーと呼ばれますが、マークアップエンジニアといった方が分かりやすいかもしれません。デザインやコンテンツのチームが作成したものをHTMLやCSSとかJavaScriptで見てもらえる形にするのが仕事です。時間が区切られている中で、インプットとアウトプットのバランスを取るのが肝心な点かな。そこでモノを言うのが「引き出しの多さ」。たとえばスマホサイトって見た目だけではなくて、動きとか機能とか仕組みが多彩でしょ。PCでの見せ方とは違った使いやすさを考えながら作り込んでいく。とにかく対応力です。そして対応力や引き出しの数は経験値に比例すると思うんです。たとえば、私生活でもスマホやPCは使いますよね。その時にいつも頭のどこかに意識を残しておく。思考を切らさないようにするんです。仕事と私生活のけじめをつけることは大切だけど、真剣に思っていることって、そう簡単には切れないはずなんです。仕事を夢に見ることですか? ありますよ、でも恥ずかしいじゃないすか、そんな質問!
目指す自分像は?
とにかく技術を磨く。引き出しを増やして対応力を高めていく。たとえば若い社員が入ってきたとして、技術的な面で負けるわけには行かないでしょう。でも若い人たちには子供の頃からPCに触れてきて、呑み込みも早いに決まってる。だからこそ技術を磨く。もうひとつ真剣に考えているのは人間を磨くこと。なんだかんだで35歳なんですよ。でも精神的に20歳くらいから止まっているような気がするんです。そりゃ若くていいところはあると思いますが、成長することは絶対に必要です。人とよく話し、よく話を聞こう。話し合うことを社内で積極展開していこう。そんな明日の会社の雰囲気作りを担っていくために、自分のキャラにも磨きをかけていきます。
マークアップエンジニアの「とある一日」
- 8:10
本日のタスクについても自己チェック。作業の段取りをダダダダ~と高速で考えておきます。
- 8:30
作業内容や部署内外の連携について確認。頭の中で組み立てた段取りを再構築したりもします。
- 8:50
デザイン案をWEBページとして表現するためマークアップ言語を駆使してコーディング。今日の作業は「クレジットカード財津ラボ」の特集ページ。PC用、スマホ用ともに担当します。
- 12:00
「最近はほとんどお弁当ですね」。社内でおしゃべりしながらパクパク。
- 13:00
1日中ずっと大きなサイトのコーディング作業を続けることもありますが…
- 13:15
株価の変動で急遽ページ作成が発生。コンテンツが揃い次第作業に着手。こんな時こそ「引き出し」の多さが物を言う。
- 15:00
コーディング後、確認作業も入念に行った後、フロントエンドのプログラマと連携。リリースも確認。
- 16:30
午前中からの「クレジットカード財津ラボ」のコーディングも完了。フロントエンドと連携。リリースも確認。今日は調子がいい?
- 17:00
その日の進捗、退社予定時間の自己申告など。
- 17:30
早寝早起きを目指しているから退社も早めに。逃げ足が速いなんてことではアリマセン