復興支援ツアー2016
子供たちとともに家族で被災地を巡る旅
毎年社を挙げて取り組んでいる復興支援ツアー。今年は参加したスタッフの家族を含めた合計15名で3月17日から3日間、宮城県の石巻や女川を中心に回りました!
ツアーの主な目的は以下のとおりです。
・被災地を訪れ現地の「今」を知ることで、東日本大震災を風化させないために自分たちができることを考え、実行に移す・震災を通じて防災に関する意識及び知識を更に高める
・各地を訪れ観光、買い物をすることで少しでも地域の方々に貢献する
・「女川町復幸祭2017」の前日に開催される「津波伝承 女川復幸男」に参加して盛り上げる!
ガイドをお願いした語り部の方、各地の震災資料館スタッフの方々から聞いた体験談はいずれも想像を絶するもので、みなが言葉を失いました。いつ発生してもおかしくない巨大地震に対する備えをより一層強化しなければ、と改めて心に誓った旅でした。
また今回は1歳~6歳のちびっ子6名も参加してくれました。訪れる先々で皆様が本当に暖かく接してくれて、子供たちにも最高に楽しく充実したツアーになったのではないかと思います。子供たちに震災の恐ろしさを伝えていくことも風化させないため、今後もこのツアーを続けていきたいと思います。
女川復幸祭の前日祭で行われた「津波伝承 女川復幸男」では、地元の方々とともに全力で約300mの坂道を駆け上がりました。上位入賞を目指したものの全く歯が立たず、体力の無さを痛感した参加者一同は「体力強化」という課題も突きつけられたのでした・・・。
ツアー参加者のレポートは下記よりご確認ください。
復興支援ツアー2016レポート- 当社サイト「ぽたる」に移動します。-
- 目指せ「津波伝承 女川復興男」優勝!石巻・女川の旅
今回は東松島、石巻、女川、仙台と回りました。女川では「津波伝承 女川復幸男」に参加。「逃げろ!」という言葉を合図に、20年ぶりの全力疾走です。
- 大川小学校で感じた事
大川小学校跡地へは今回で3回目の訪問。校庭だった場所には震災前はなかったはずの校舎のカケラが6年たった今も残っていました。一緒に行った娘が、帰ってから東北の絵を描いてくれました。
- はじめての被災地訪問
今回はじめて参加した復興支援ツアー。今まで仲間が見てきたこと、聞いてきたことを、自分の目で見る・聞く貴重な機会となりました。実際に行かないとわからないこともあると痛感した旅でした。
- 命を未来につなぐ ~ちゃっこいメッセージ~
「がんばろう石巻」の看板の前に立って、私は怒りと悔しさの感情でいっぱいでした。この看板が「なぜこの場所になったか」を初めて知ったからです。
- 震災の語り部さんのお話
今回のツアーでは、バスの中で震災の語り部さんのお話を聞くことができました。特に牡鹿半島に向かっている際にお話ししてくださった体験談が自分の中では最も印象に残りました。
- 後世に伝えていくということ
前回東北を訪れた2013年以降「震災をどのようにして後世に伝えていくか?」という取り組みに関心がありました。今回訪問した各地の取り組みをご紹介します。
- 「復興」の意味を考えた旅
今回初めて東北の被災地を訪れ、「復興」のイメージが大きく変わりました。現地の方々のお話を聞いていると、物的復興とは違ったところに「復興」を求めているように感じました。