2020年03月11日 ディスカッション

復興支援社内イベント2020

ふたつの小学校で開催した写真展と東北ツアーの報告、ワークショップを実施しました。

復興支援社内イベント2020

2020年3月11日、復興支援社内ベント2020として、昨年10月と11月に三島市立西小学校、同山田小学校で開催した写真展の報告会と、2019年に復興支援ツアーとして東北を訪れた社員による現地リポート、さらに「JP21だからこそできる復興支援」についてのワークショップを開催しました。

第1部として、2019年10月25・26日に三島市立西小学校、11月15-22日に三島市立山田小学校で開催した東日本大震災写真展について、期間中のようすや来場者数、来場したみなさんによるアンケート結果などを報告しました。

前回の写真展会場がターミナル駅という不特定多数の方が通るオープンスペースだったのに対し、この2回は「小学校」で、防災イベント「イザ!カエルキャラバン!」に参加する形での開催。だからこそ生まれた効果や課題を確かめながら、次年度以降どのようにして被災地支援や防災意識の向上に貢献できるかを考えました。

第2部は「復興支援ツアー2019」として被災地を訪れたメンバーたちによるツアーリポート。今回は、新しい試みとしてそれぞれの旅の中から「津波伝承ARアプリ」「三陸グルメ」などテーマを絞った報告をしてもらいました。

毎年、家族そろって東北へ足を運んでいるメンバーたちから、現地の地名や飲食店、宿泊施設に観光スポット、それらの位置関係や交通事情などがまるで「地元」であるかのようにすらすらと口をついて出る様子がとても印象的でした。

「被災地だから行く」のではなく「好きだから行く」。この復興支援ツアーが単発のものではなく、当たり前のように、繰り返し足を運んだからこそ知ることができた東北の魅力を分かち合う時間となりました。

第3部は「みんなで考える『復興支援×ICT』」と銘打ったワークショップです。われらJP21だからこそ成し得る「復興支援×ICT」のサービスとはどんなものか、アイデアを出し合って共有しました。

テーマは事前にアナウンスされていたものの、このあたりに関しては多くの社員がふだんから思考を巡らせているようで、「アイデアはもう持っていた」ようすが窺えました。

その詳しい内容は…残念ながらここではご紹介できません。なぜなら「サービスとして実現を目指すから」。2021年にやってくる「10回目の3.11」に向けて、JP21は動き出しています。