2020年07月13日 ディスカッション

第10回東北復興支援イベント

三島市立中郷小学校で、東日本大震災写真展を開催しました。

第10回東北復興支援イベント

2020年7月13日-17日、三島市立中郷小学校で東日本大震災写真展を開催しました。市内の小学校では3校めの開催です。

7月13日は中郷小学校の「命を考える日」。宮城県名取市「閖上(ゆりあげ)の記憶」様の協力による貴重な写真と、昨年伊豆にも大きな被害をもたらした台風19号に関連して、学校の近くを流れる大場川や狩野川の災害について考えるパネルも展示しました。

展示物の設営当日は長びく梅雨の真っ最中。コロナ禍と言うこともあり、換気のため窓を大きく開けての作業となりました。展示会場の環境は学校によってさまざまなので、状況に合わせて臨機応変に対応していきます。

今回は児童のみんなと直接触れ合う機会はありませんでしたが、狩野川台風(1958年)はもちろんのこと、2011年の東日本大震災を知らない・覚えていない児童たちも増えているなか「命を考える」きっかけになってくれたと思います。

7月中旬と言えば夏休み直前ですが、児童たちにとって「本格的な1学期」が始まってからはおよそ2カ月でした。休校や分散登校が続いたからです。

児童たちが記入してくれたアンケートの中の、新型コロナウイルスに関する質問への回答には、休校中の寂しかった気持ちが正直に表現されていた反面「命を守るためにしなくてはならないこと」への真剣さを強く感じました。

いつ襲ってくるかもしれない災害に対して、これほど心強いことはありません。子供たちはすごいですね。