第11回東北復興支援イベント
三島市立佐野小学校で、東日本大震災写真展を開催しました。
2020年12月1日-11日、三島市立佐野小学校で東日本大震災写真展を開催しました。「『地域防災の日』にちなんで子どもたちと防災について考える機会を作りたい」ということでお話をいただいたものです。
小学校での設営日が雨でなかったのは今回が初めて!気分上々で作業が始まったものの、展示会場となったランチルームは校舎の4階…。先生方の助けがなければ筋肉痛はもっと長引いたことでしょう(笑)。
今回も宮城県名取市「閖上(ゆりあげ)の記憶」様による写真と、市内を流れる川の災害について考える展示を。そして新たに、岩手福島両県の複数の市町と新聞社の協力により「学校での津波避難実例」と「福島第一原子力発電所の事故によって避難した人々」についての展示も新設しました。
避難した人々の中にはもちろん小学生もいます。家から遠く離れて、家族と別々に暮らしたり、避難先の学校へ通う気持ちを、佐野小学校のみんなもいろいろ想像してくれたのではないでしょうか。
12月、国内県内で新型コロナウイルスの感染がさらに拡大し始めていました。災害から「命を守るためにしなければいけないこと」というテーマには、コロナウイルスからみんなの命を守るために過ごしてきた2020年のことを重ね合わせてくれた児童もいることでしょう。
アンケートではコロナ禍での自粛生活について「ぼくが(がまん)したのはみんなからしたら『それぐらいがまんできるでしょ』というものばかりでした。だけどいつもできていたことがなくなるのはつらいです」と書いてくれた児童がいました。こんなふうに「いつものことができるしあわせ」を感じてくれたら、大きな一歩ですね。
閖上の記憶
https://tsunami-memorial.org/
岩手県釜石市
岩手県下閉伊郡山田町
福島県双葉郡富岡町
福島県双葉郡双葉町
河北新報社
三島市立佐野小学校
http://blog.city-mishima.ed.jp/blog-e/m108/05723
http://blog.city-mishima.ed.jp/blog-e/m108/05738